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「なんだとー?」
ムスッとした顔が女の子みたいだった。
「春おかえり」
階段を降りてきたのは春と同じくらいの男の人だった。
しかし、髪は天然なのか少しパーマがかかっていて服装もTシャツだったが着こなしている感じがあった。
「おう!兄貴久しぶり。こっち南津っていうんだけど」
兄貴と呼ばれた人は私の方に顔を近づけてきた。
「よろしく、秋人です。弟がお世話になってます」
秋人さんの話す言葉は耳に残る感じがした。
そしてほのかに香水とタバコの匂いがした。
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