さよなら

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ちーちゃん。ごめん。  バカな僕でごめん。  でも、ちーちゃんも僕に謝ることがあるんじゃないのか。    なんで何も言わずにいなくなるんだよ。    お前、僕の「」だったろ。  お前と仲がいいと思ってたのは僕だけか?     なあ、答えろよ。  答えの無い問いが頭の中を駆け巡る。本当は何もわかっていなかったのは僕なのに。  何も。何も。何も。全部ひっくるめて僕が悪いのに。  欲張りを言うなら、僕はもっとちーちゃんのそばにいたかった。   もっと話がしたかった。   たまには一緒にどこかに行ってみたりとかさ。  本当はそれよりももっと深いところまで。  自分がちーちゃんにとって大事な人になったらよかったのにと。    思って、後悔した。  全く、僕ってやつは。
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