0 プロローグ

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もし人生を共に過ごすなら、相手は、笑って明日もレモンティーを一緒に飲んでくれる人がいい。 笑って、また明日もレモンティーを一緒に飲もうと、自然に思える君がいい。 君と、明日のレモンティーの存在は、私にとってとても大切だった。 ・・・なのに、どうして私は素直に想いを伝えられないんだろう。 ・・・なのに、どうして君は私に優しく笑ってくれるんだろう。 分かってたのに。 永遠なんてやってこない。  「______________っ!! 」 誰かの悲痛な叫びが聞こえる。  「・・・ありがとう」 君の声は、優しく、切なく私の胸に届いた。 本当は、分かってたんだ。 君と、明日飲むレモンティーの存在は、毎日の当たり前のものじゃないってこと。
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