1 呪いとレモンティー

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「ごめんね。待たせたね」 「いえ!」 ああかっこいい。目の前にいる先輩にドキドキしてしまう。 ・・・と同時に、胸がきりきりと痛む。あれ?ご飯食べすぎたかな? 「それで・・・話・・・って?」 「あっ、そうなんです」 緊張するな私。落ち着け。 斜め前の一紗先輩の顔を観て、私は口を開いた。 「わ、私、一紗先輩のこと______・・・」 軽く握っていた手にぎゅっと力を入れ、 「すっ」 好きなんです、と告げようとした瞬間、聴き覚えのある声が、大音量で入り込んだ。 「あ__________________________________________________________っ!!」
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