-再び昨日の警官が?-

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アタシの手には、あの、  「…いらーしゃーい、若殿様…」  のポスターを握り締めたままだ。  アタシが怒りに震えながら、  ノッシ、ノッシ、  と、まるで、マンモスのように、カラダに力を入れて歩いていると、近くにクルマが止まった。  アタシはそのクルマには、眼中になく、  相変わらず、  ノッシ、ノッシ、  と、歩いていると、  「…ちょっと、そこのキミ…」  と、声がかかった。  
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