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い、いったい――?
「……スバルのおっさんッ!!」
「おふはっ!?」
いきなり、唐突に。
なんの前触れなく直接鼓膜に大音量をブチ込まれた衝撃に、スバルは跳ね起きた。
耳がぐわんぐわん、心臓ばくんばくんするなか、スバルは憤る。
なんだやぶからぼうにこっちは大事なことを考える最中だってんだ!
「だ、誰だゴルァこっちは大事なことを考えてる最中だってんだやぶからぼうにィ!!」
と、気づけば。
そこは、自室のベッドだった。
「…………は?」
かなり久しい感覚だった。
呆気に取られ、みっともない間抜け声をあげるだなんて。
しかしこの状況はそれに値するぐらいに、奇怪な状況だった。
ベッドの上だ。自分はそこにいる。
そこに、一人立って乗っている。
後ろからはチチチ、と小鳥が鳴く声が聞こえる。
既に日は昇り、明るい日差しが部屋に入り込んできている。
広く、そして向かいには大きな机が置かれ反対側の壁にはいくつもの本棚が並べられいる。
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