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「私たちに聞くより本人と話した方がよくないですか?」
人の噂的な物ほどアテに鳴らない事は無い。
「いや、事務方からの視点って大事だと思うよ?営業本人に聞いても嘘つくかもしれないし」
「最初から疑ってかかるんですか?」
「そーいうわけではないけど」
いつの間にか来ていた課長のランチはすっかり空になっていた。
私と小松の話を聞きながら食べたんだろうけど、全然気配しなかった!
「課長って食べ方綺麗ですね」
「それはどうも。何かデザート頼む?2人とも、奢るよ」
「いえ、私は「やった!!何にします!?先輩!!」
小松に被せられて、結局ミニパフェを頼んだ。
「ごちそうになります」
「頼りないかもしれないけど宜しくねー」
ランチについていたコーヒーを飲みながら課長は笑った。
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