社員№002 冴内陽太

11/16
前へ
/49ページ
次へ
2人掛けのソファに課長が陣取って僕たち2人に言う。 「手伝う事があれば、と思ってたのは本当なんだけど実は2人に込み入った話があったんだよね」 そんな課長を見て、桃山さんが言う。 「とりあえず、コーヒーで良いですか?」 バラバラのマグカップにインスタントコーヒーを淹れてくれた。 それをソファの前のテーブルに置く。 「ありがとう。さっそく本題に入るんだけど・・・」 課長が改まって真剣な表情で話しだす。 その内容に僕たちは驚きとプレッシャーを感じるのだった。 .
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加