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「ハゲ係長って先輩の事怒鳴るけど後で素直に謝ってきますよねー」
「DVのケがあるようにしか思えないけど」
「毛ですか!?ないですよ!?」
「その毛じゃないってば(笑)」
小松と話していると馬鹿馬鹿しくなってくる(笑)
「まぁ、私も言いたい事ズバズバ言えるから楽と言えば楽かも」
「あー、でもそんな2人の関係に終わりの足音が近づいてくるんですよねー」
「何よその言い方。何も始まってすらいないし始める気もないし」
小松は私が赤字で書いた箇所をチェックしながらカタカタと高速タイピングで修正をしていく。
レイアウトなどのセンスは良いから、本当に誤字脱字だけ気をつければいいのになぁ。
「噂で聞いたんですけど、ハゲ係長の上の課長?がここに配属されるみたいですよー。だから、いまハゲがしてる最終確認とか決定とか課長がするらしいです」
係長が抜けてるよ小松。
「え、それじゃぁ係長意味なくない?」
「意味ないんですよ!!禿げ上がった頭皮並みに!!」
小松も、決してハゲをディスっているわけではない。
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