第1章 31歳遅咲きデビュー

4/21
前へ
/2130ページ
次へ
家の母方の家系。 それは、代々巫女として、先読みとして 占いから呪い(まじない)から…と 人々に助言し、悪いものは祓い…。 まぁ、人々を助けてきた家系なんですって。 だから、私のひいひいばあちゃんなんかは、 一番力のあった方みたいでして 代々我が一族の長女がその力を継ぐみたいな感じになっていたらしいんですが。 が。ですよ。 ここ近年、霊感をもった子はたくさん生まれてたみたいなんですが ひいひいおばあちゃんのように、未来を視る力を持った子はなかなか生まれなかったみたいで…。 で、このひいひいおばあちゃん、 自分の色んな力を子孫に拡散していたみたいなんですよね。 で、私ですよ。私。 子供の時から、なぁんとなく予知夢を見ることがしばしばありました。 でも、私の兄貴の方が力が強くて どちらかと言えば、私は平々凡々な天然どじっ子として君臨していたみたいなんですけどね。
/2130ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3121人が本棚に入れています
本棚に追加