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「ねぇ~、何しているのかしら~??
私も混ぜてくれると嬉しいな~」
気持ち悪い人達の後ろから声がする。
「ん?お?なになに~俺達と遊びたいって?w」
と、リーダーっぽい男が振り返ると
金髪で長身のアニメや漫画で出てきそうな顔立ちの女の子が仁王立ちしていた。
「や、や、やべーよ!!あんちゃん逃げるぞ!!!」
気持ち悪い人達がものすごい勢いで何処かへ行ってしまった。
「はぁ~、逃げられた(ボソッ」
え?この女の子の姿を見ただけで逃げた?
そんなにヤバイ人なのかな?
ひとりで冷や汗をかいていると
逃げていった方向を見つめてからこちらへ振り返ってきた。
「大丈夫?なにかされなかった?」
急すぎて少しビクッとしてしまった。
「だ、大丈夫・・・・・です!!」
きょっキョドってしまった・・・・・。
すると、
「ふふふ、なんでそんなに驚いているのw」
と、極上の笑顔を向けられた。
可愛い・・・・・。
何故こんな可愛い子があんなに恐れられていたのか・・・・・謎だ。
「大丈夫そうね、あ、知ってるかもだけどわたしは蘇我紫穂(そがしほ)。よろしくね!」
手を差しのべてきたということはこちらも自己紹介をしなければ・・・・・。
「あ、私は高木祐(たかぎゆう)です。よろしくです」
差し伸べられた手を握る。
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