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「うちの学校と違って結構古い感じの校舎だね」
「うちは改修工事をしたからね。今日の相手はこの高校ね」
練習試合の会場である高校に着くと、私達はグラウンドへ。
グラウンドにはすでに着いていたサッカー部部員と優也目当てで来たであろうたくさんの女の子達が。
「そういや、この高校・・・去年は関東大会でうちの高校が負かしたらしいよ?」
「へ?」
「うちは全国まで行くレベルだし、負けは無いんじゃないかな」
「そ、そう」
「優也くん、勝つの分かっててデートを提案したんじゃない?」
「あ、あの男は・・・」
「でも、それだけ優也くんはうみとデートがしたいんだね」
「意味が分からないわ」
すると
「うみー!!」
優也が私に気付き、手を振ってきた。
女子の視線が私に刺さる。
怖っ!!
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