報告三 ワイルド刑事と童貞刑事と美貌の上司

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 晃司が猛った分身を、大輔に突き立てた。 「悪ぃな、お先……」  晃司は大輔の張りのある尻を撫でながら、ゆっくりと押し入った。 「あ、ず、ずるい……んん!」  大輔が、晃司に抱かれて耐えられるわけがない。上半身の力が抜け、穂積に倒れかかる。 「先輩! やっぱり邪魔してるじゃないですか! 大輔くんから出てって下さいよ!」 「イヤだね。それに邪魔する気はないぜ? 大輔が、このまま穂積を抱いてやればいいだろ?」 「そんなぁ……あ、あっ、ああん」  晃司が静かに動き出す。  何度も晃司に抱かれた大輔の体は、晃司の形をしっかり覚えていて、すぐに大輔も晃司も強い快感の波に呑みこまれた。 「や、こうじ、さん、動かない、で……香さんと、デキないぃ……ああん」  晃司が徐々に動きを早くしていく。大輔はどんどん追い詰められていく。  穂積を抱きたいのに、抱けない。  目の前に憧れの人がいるのに――。  大輔は、もどかしくてたまらなくて、晃司に突かれながら穂積に縋りついた。  ふと、大輔の張り詰めた幹が、穂積のそれに触れた。  穂積のモノも熱く、硬く――いやらしかった。 「あ……」  滑らかな感触が気持ち良くて、大輔が声を漏らす。  気づいた穂積が、舌なめずりする。 「ひぁん!」  大輔は大きく喘ぎ、背をのけ反らせた。  穂積が大輔の幹と自分のとを合わせて握り、まとめて擦り出した。 「あっ、かお、るさんっ、あ、ああ……」 「大輔くんのHな顔、可愛い……」  穂積は大輔の頬に軽くキスした。それから手を伸ばし、近くに転がっていたローションのボトルを掴む。  一度大輔から手を離し、ローションを手に出す。両手にローションを伸ばすと、再び大輔の幹を握った。 「ふっ、は、あああん!」  穂積は濡れた手のひらで、大輔と自分のモノとを合わせて扱いた。濡れた感触が効果絶大だったのか、大輔の声がさらに激しくなった。 「あ、イイ、イイ……気持ち、い……んん」  
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