報告三 ワイルド刑事と童貞刑事と美貌の上司

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 大輔は、後ろは晃司に責められ、前を穂積に苛められ――身悶えた。  晃司に激しく突かれ、体の奥が熱く燃えるようで、穂積の巧みな手淫に、若い幹が爆発しそうだった。 「ひぃ……ああ、イイ……ああん、ふぅん」  古いラブホテルの室内に、晃司が大輔の尻を突く音がパンパンと響き、穂積がローションまみれの手で大輔と自身を扱く音が、ヌチュヌチュと立つ。  全身を二人から愛撫され、さらに耳まで二人が立てるやらしい音で犯され、大輔はおかしくなりそうだった。  しかし、晃司の責め苦はそれだけで終わらなかった。  晃司が大輔に伸しかかり、耳元で囁く。 「……大輔、鏡、見てみろよ」 「へ……?」  蕩けきった顔で、横を見る。  大輔は、息を呑んで震えた。  壁の鏡には、後ろから晃司に突かれ、下から穂積に苛まれるはしたない自分が映っていた。  大輔は、目も、二人に犯された。 「ああ、やらしい……大輔くん、いやらしいね……」 「そ、そんな……んぅ」 「穂積の手、ローションじゃなくてお前の先走りでベトベトなんじゃねぇか?」 「ち、がうっ……んあぁあ!」  大輔はもうなにも考えられなくなった。体が勝手に動き出す。  晃司を銜え込んだ尻は、もっと欲しいと揺れ、穂積と絡み合う幹がもどかしくて、大きく揺すって穂積に擦りつけた。 「あっ! 大輔くん、激しいぃん!」  大輔が穂積を抱くように、腰を強く動かす。穂積がそれに反応して、大輔の快感が強まる。 「大輔、上手い、じゃん。次は、上手く穂積を抱け、んじゃね? ……はっ」  大輔をいいように責め続ける晃司も、息が荒くなってきた。  室内の温度も湿度も急上昇し、離れた鏡が曇りそうだった。  大輔は、いやらしい、恥ずかしいと思いつつ、鏡から目が離せなった。  童貞には刺激が強すぎる画に、大輔の我慢も限界を迎えようとしていた。 「どうしよ……大輔くん、イッちゃいそうだよぉ……」 「……大輔……このまま中で……出す、ぞ……」  二人が切なげに囁く。  大輔は全身を震わせた。 「……あっ! イく……イくぅっ!」 「大輔くんっ!」 「大輔!」  三人は、ほぼ同時に達した。  ホテル「M」の禁断の夜は、始まったばかりだった――。
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