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―――自業自得。
今の俺には、その言葉がピッタリだと思う。
けれども……どうしても諦めるなんて選択肢は俺には無かった。
嫌われてもいい。
憎まれてもいい。
そんな思いで、俺はリンさんのケータイを鳴らし続けた。
メールだってした。
電話も、何回掛けたか分からない。
―――だけど、リンさんから返信が来ることは無かった。
それでも、繋がることのない電話を毎日掛け続けた。
でも、ある日を堺に……いつもの機械音では無い音に、俺は絶望を感じた。
『この電話番号は、現在使われておりません。』
｢…………っ……。｣
―――ケータイも、買い換えてしまった……。
この機械音は、それを意味していた。
……もう、俺とは二度と関わらない。
それを顕著に表した、リンさんなりの態度なのだろう。
｢……でも、俺は……｣
―――リンさんが好きだ。
絶対に、もう一度貴方を惚れさせてみせる。
今度は俺が貴方を追いかける番です。
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