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「えっ…!?ま、まさか……本当に連絡くれるなんて……」
僕は、何だか胸がキュンとした気分にさせられた。
『黒瀬さん、おはようございます。
迷惑かと思ったのですが、メールだけでもしておこうと思い、メールさせていただきました。
また、黒瀬さんと会いたいのですが……いつ会えますか?
連絡、待ってます。それでは!』
その様なメールが入っており、僕はそのメールを見て……つい頬が緩んでいた。
―――嘘かもしれない。
そんな考えが頭の何処かをよぎっていたけれど……ただ、嬉しかったんだ。
―――こうやって、誰かに求められる事が。
―――誰かに、必要とされる事が。
例え嘘だとしても……嬉しかったんだ。
『翔くん、
今週の土曜日なら大丈夫です。
翔君は大丈夫ですか?』
そう、送信した。
次に返信が来たのは、僕が大学の講義が終わった後だった。
『大丈夫です!
じゃあ、土曜日に10時頃駅前でいいですか?』
僕はその返信を見てすぐに返事を返した。
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