最終章

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そんな姿を見せまいと思い、俺は話題を変えた。 「あ、あの……それで、今日は何で俺を呼んだんですか?」 そうだ、これが一番の謎。 「……本当はね、あの公園で話したかったんだけど、いいや。ファミレスにでも入る?」 と言って、近くにあったファミレスをリンさんが指さした。 「別に…俺は構いませんけど……ファミレスでも話せる内容ですか?」 「…うーん、本当は静かで誰にも邪魔されない場所で話したい、かな?」 ―――え、何だそれ…ますます気になるんだけど……。 「じゃあ……ホテル、とかは?」 と、思わず口を滑らせてしまった。 ―――しまった!っと思った時にはジト目でリンさんに見られていた。 「……何も、しない?」 「なっ…する訳ないじゃないですかッ!俺、合意でしかしませんから!!」 きっと、今の俺の顔は真っ赤だ。……リンさんがそんな事言うもんだから逆に意識してしまった。 「……へぇー…そうなんだー。」 「ちょっ…信じてませんよねっ!?」 「……さぁ?どうだろ。でも、良いよ。そんなに言うんだったらホテル、行こ?」
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