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―――何か、リンさんが積極的で……俺が押されているような気がするけど、何だか嬉しかった。
リンさんが、俺の事を好きでいてくれたって事がちゃんと分かったし……待ってていてくれたのが本当に嬉しかった。
｢……僕も……。一緒に、イコっか…？｣
｢……はいッ…！｣
そしてお互いの擦りを早めて……俺達は同時に絶頂を迎えた。
隣で力尽きて横になる俺の愛しい人。
お互いに向き合って……照れくさくって、二人で笑い合った。
｢フフッ……翔汰君……｣
スリスリと俺の胸の中に頭を押し付けてくるリンさん。
―――可愛すぎる……。
｢リンさん、俺……もう二度と間違えたりしませんから。｣
｢ん？｣
｢……大事にします。心から貴方を愛します。嘘偽り無く。｣
｢……翔汰君…。｣
そして、俺はリンさんを抱き締めると……耳元で囁いた。
｢……愛してます、リンさん。何時までも……。｣
｢……ん、…そんな耳元で……言わないでっ……｣
｢リンさん、返事は？｣
｢……もう、…僕も、愛してるよ。翔汰君。｣
そう言ってどちらともなくキスをした。
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