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名残惜しくもリンさんの中から自分のモノを引き抜くと……自分が今出したモノが溢れてきて、リンさんの太股を伝った。
それは、自分がどれだけ中に出したのかを物語っていて……改めて凄い量を出したなと自分でも少し引いた。
「リンさん、…大丈夫?」
風呂場の床にペタリと座り込んでしまったリンさんに優しく声を掛ける。
「……激しすぎ…。」
「……すみません……、最後…理性ぶっ飛びました……。」
「……でも…」
「……?」
「……今まで一番幸せだった。幸せな、時間だった…よ。」
「…っ……!リンさん…!何で、そんなに嬉しい事……言うんですかッ……ホントに…。」
―――本当に……俺の心臓がもたない。
すると、リンさんが俺の頬に手を伸ばし……愛しそうに俺を見つめた。
「もう……後悔したくないから…。だからね、翔汰君には何でも言おうと思うし……僕の気持ちもちゃんと知っておいて欲しいなって……。嫌な時は嫌って言うし、嬉しい時は嬉しいって言う。言わないと伝わらない事って沢山あると思うから。」
「リンさん……。」
清々しいリンさんの顔。……いつの間に、こんなカッコいい顔もするようになったのだろう。
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