第1章

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「いらっしゃいませー!ご注文お決まりになりましたら、お手元のボタンでお呼び下さい。」 翔君が選んだパスタ屋は、少しオシャレな所で……あ、でもメニューを見ると意外と安い。 「どれにします?」 「うーん……そうですね……」 パスタ屋と言っても、ピザやドリア、グラタン系の物もあって……どれも美味しそうで惹かれる。 「俺はやっぱり、コレですね!」 そう言って、翔君が指さした箇所には……シーフードパスタがあった。 「これ、エビとかイカとか…色々入ってて美味しいんですよ。」 「へぇ……じゃあ、僕もそれにします。」 「えっ!?いや、好きなの選んでもらって大丈夫ですよ!俺の好みなので……」 「僕も、シーフード好きですから。……後、翔君が美味しいって言うなら、良いかなって。」 「……そうですか?あ、じゃあ…ボタン押しますね。」 「はい。」 ピンポーン…… 「ご注文承ります!」 「シーフードパスタ2つで。」 「以上でよろしいでしょうかぁ?」 「はい。」 「それでは、少々お待ち下さいっ!」
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