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「あー、美味しかった!」
その後は無言で食べ続け、いつの間にか普通に完食していた。
「良かったです。喜んでもらえて。」
「じゃあ、僕払ってくるね。」
「えっ!?ちょっ、ちょっと待って下さい!」
「ん?」
「俺が誘ったんですから、俺が払います!黒瀬さんに出させるわけには……」
「年上が払うのは普通だし……今日一日、すっごい楽しかったから。これは御礼ってことで。」
「でも……」
「気にしないで、翔君。これぐらい大丈夫だから。」
「……すみません…。ご馳走様です。」
「うん、じゃあ、払ってくるからね。」
申し訳なさそうな表情を見せる翔君に、僕は思わず頬が緩んだ。
―――可愛いとか、思っちゃったりして……。
「後……何処に行きますか?」
パスタ屋を出た僕たちは、辺りを見回していた。
「うーん……ショッピングモールにでも、行く?」
「そうですね、行きますか。」
そして、近くにあったショッピングモールへと僕たちは向かった。
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