792人が本棚に入れています
本棚に追加
/231ページ
やっと唇を離した翔君は、まだまだ余裕そうな表情を浮かべ……ソファーにもたれかかっている僕を見下ろしてきた。
「……甘い、ですね。食べちゃいたいぐらいに。」
「なっ……!」
「……ねぇ、黒瀬さん。」
そう僕の名前を呼びながら……彼は僕の耳朶を齧った。
「ひゃっ…ンッ…!」
「もう少し、いいですか?」
「えっ……!?も、もう少しって……」
そのまま、舌を耳の中へと忍ばせてくる。
その度に、背中がゾクゾクッとした。
―――興奮で。
「……言葉のままです。」
すると、頬に添えられていた手が僕の服を捲り上げて……胸の突起へとその手を運んでいった。
ツンッと胸の突起を弾かれて、ビクッと身体が反応した。
「やァッ…!」
「……すぐ、気持ち良くしてあげますから。」
その言葉の直後、下半身にも違和感を感じ……思わず下を向くと、ズボン越しに翔君の手が添えられていた。
「……反応、してくれてる。」
十分に勃ち上がってしまったソレは、もっと触って欲しいと強請っている様で……余計に恥ずかしくなった。
最初のコメントを投稿しよう!