第2章

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「……感じてくれて、嬉しいです。」 そう言ってニコッと笑った翔君は……何故かそのまま僕のズボンのファスナーをゆっくりと下ろした。 「えっ?……ちょ、待って!翔君っ!」 「…何ですか?俺、今日は最後までヤるつもりなんで……ほら、ローションもコンドームも準備済みです。」 そう言うと、カバンの中からローションとコンドームを取り出した。 「ちょっ!何てモノ…持ち歩いてんのっ!」 「当然じゃないですか。……ほら、脱がしますからね?」 そう言って淡々と僕の下着を剥ぎ取り……僕は恥ずかしい格好に。 「嫌だ……」 「え?嫌って……」 「……翔君も、脱いでくれないと…僕だけって……恥ずかしいよぉ……」 自分で言っといて……自分が恥ずかしくなった。恐らく、顔は真っ赤だろう。 ―――すると、翔君はそんな僕を見て目を丸く見開いた後……すぐに優しく微笑んだ。 「……それもそうですね。今、脱ぎます。」 バサッと上を脱いだ時……あまりの鍛えぬかれた身体に、僕は魅入ってしまった。 「そんな、見ないで下さいよ。……恥ずかしいですから。」
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