第2章

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「あっ!……ご、ごめんっ…つい……」 「あ、もしかして……俺の身体に魅入っちゃいましたか?まぁ、結構鍛えてますんで。」 「そっ、そうなんだ……」 「はい。……どうですか?これでいいですか?」 その姿を見ると……下着1枚しか身に付けていない。 ―――そして、僕の見間違いじゃなければいいけど……パンツの上からでも、彼のモノは大きくなっているのが分かった。 それが……何だか嬉しかった。 僕がコクッと頷くと、彼はローションの蓋を開けて……自分の指に絡ませた。 「……リンさん、後ろ…入れますね?」 「えっ!?……い、いきなり…?」 「……ダメですか…?」 うっ……。 僕は翔君のこの表情に弱いと、つくづく思う。 普段、本当にカッコイイばかりなのに……たまにこのような表情を見せる。 ―――棄てられた、仔犬みたいな。 「……いいよ。」 「痛くないように、ちゃんと解しますから。」 そう言うと、ツプッという音を立てて……彼の指が中へと入ってきた。
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