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「ハァッ……」
彼の口からも、甘い吐息が洩れる。
「ンァ……ッ!か、翔君ッ…!」
「もう少しっ……ですからっ…!」
彼のモノが……少しずつ、少しずつ……僕の中へと入り込んでくる。
内壁と擦れる度に……僕は快楽へと迎い、自身のモノはもう何度も射精しているにも関わらず、反り勃っている。
僕が快楽と闘っている間に、彼の動きが止まった。
「……全部、入りましたよ。」
そう言った彼は僕の髪を梳いた。
僕は、その気持ち良さに目を細める。
「動いても……いいですか?俺……もう我慢出来ないんですけど……」
少し申し訳なさそうな表情を見せた翔君が可愛くて……僕は微笑んでいた。
「……いいよ。翔君の好きにして?」
「……ッ!…じゃあ、動きます。」
そして彼が僕の腰を掴んで動き始めた。
最初はゆっくり……それでも、僕の中は結構激しく擦られて、少し快感の中に痛さも混じっている。
「ンンッ……!ハァッ…!」
「ハァ……ッ!」
―――次に、少し激しく。僕は、痛みを感じつつも、彼を受け止めた。
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