第2章

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「ハァッ……」 彼の口からも、甘い吐息が洩れる。 「ンァ……ッ!か、翔君ッ…!」 「もう少しっ……ですからっ…!」 彼のモノが……少しずつ、少しずつ……僕の中へと入り込んでくる。 内壁と擦れる度に……僕は快楽へと迎い、自身のモノはもう何度も射精しているにも関わらず、反り勃っている。 僕が快楽と闘っている間に、彼の動きが止まった。 「……全部、入りましたよ。」 そう言った彼は僕の髪を梳いた。 僕は、その気持ち良さに目を細める。 「動いても……いいですか?俺……もう我慢出来ないんですけど……」 少し申し訳なさそうな表情を見せた翔君が可愛くて……僕は微笑んでいた。 「……いいよ。翔君の好きにして?」 「……ッ!…じゃあ、動きます。」 そして彼が僕の腰を掴んで動き始めた。 最初はゆっくり……それでも、僕の中は結構激しく擦られて、少し快感の中に痛さも混じっている。 「ンンッ……!ハァッ…!」 「ハァ……ッ!」 ―――次に、少し激しく。僕は、痛みを感じつつも、彼を受け止めた。
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