第3章

5/31

792人が本棚に入れています
本棚に追加
/231ページ
「……何ですか?」 「あ…いや、筋肉ついてるなぁって思ってさ。」 「そりゃあ、一応部活で筋トレとかもありますからね。少しはついてないと。」 「そっか…そうだね。」 「あんまり俺を舐めてもらっては困りますね。」 そんな冗談を口にしながら翔君はクスクスと愉しそうに笑った。 「ほら、着きましたよ。」 「あ……ありがとう……」 「それじゃあ……早速、」 そう言って、翔君は僕の腰を掴んできた。 ―――その手を、僕が精一杯の力で握った。 「あの……さ、本当に…掻き出す……の?」 「はい。……それとも、リンさんが俺に見られながら自分で掻き出すんですか?…まぁ、それもそれで良いで……」 「翔君に、お願いします。」 僕は翔君が最後まで言うのを何とか阻止し、仕方が無いので翔君にお尻を突き出した。 「……つまんないですね、まぁ…じゃあ、俺が掻き出しますんで。」 そう言うと、翔君は躊躇する事無く……僕の中へと指を突っ込んで中のモノを掻き出し始めた。 「あッ……ンァ…」 掻き出されているだけなのに……僕の口からは甘い吐息が漏れる。
/231ページ

最初のコメントを投稿しよう!

792人が本棚に入れています
本棚に追加