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―――だけど、好きになってしまった。
彼の、いたずらっぽい顔とか。
キリッとした、表情とか。
年下らしく、可愛い表情を見せる所とか。
僕を、激しく抱いてくれる姿とか。
キスをする時の、優しい顔とか。
嬉しそうに笑う、あの幸せな表情とか。
彼の全部が、愛しいんだ。
そんなに好きとか……馬鹿じゃねーの?
言いたければ言えばいい。
僕は、愛なんて知らないから。
これが……『愛』だって、自分で信じてるから。
だから、この想いを……大切にしたいんだ。
―――ごめんね、シュウちゃん。
こんな、馬鹿な僕でごめん。
だから、馬鹿だなって……遠くから見ていて欲しい。
もし、裏切られたら……だから言っただろ?って嘲笑って欲しい。
その時は……僕も、馬鹿だよねって笑うから。
―――だから、今だけは見守っていて。
ねぇ、シュウちゃん。
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