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おかげで元気出たしっ!
僕が嬉しそうな顔をしたのを、シュウちゃんもフッと笑った。
「元気出たか?良かった。お前がジメジメしてんの、俺マジで嫌いだからさ。」
「えっ、何!?シュウちゃん、もしかしてただ嫌だったから僕を元気づけただけっ!?」
「……うるせぇな。別にいいだろ。元気出たんだろ?じゃあ、結果オーライだろうが。」
「酷いっ!これでも僕の親友なんですかっ!?」
「はいはい、うるさいうるさい。静かにしとけ。」
「もうっ!……まぁ、元気出たから今日は許す!」
そう言った僕を面倒臭そうに見つめるシュウちゃん。
―――まぁ、通常運転ですよ。これが、いつものシュウちゃんなのです。
「ほら、早く飯食おうぜ。早くしないと混む。」
「そうだね!じゃあ、行こっ!」
そう言って、僕たちは食堂へと向かった。
「じゃあ、シュウちゃん。僕、今日午後無いからもう帰るね。」
「……この暇人が。じゃーな、暇人。」
「ちょっと!暇人とか言わないでよっ!バイバイ。また明日ね。」
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