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私は花輪を結ってくれただいちゃんにお礼がしたいと言うと、だいちゃんは急いでるからと言って、駅に向かっていった。
私はだいちゃんとまだ別れたくないと想い、咄嗟に
「待って下さい!!」
「き……今日……私、1人なんです……だから……」
っと言ってしまった。
だけど、この時のだいちゃんは元気がなかった。あっさりと断られた。
私は勇気を出して本当の気持ちをだいちゃんに言った。
「あ……あなた……じゃないと……あなたじゃないと嫌なんです!!」
「あなたと夏祭りを楽しみたいんです!!」
私は気持ちを言ったから、また断られても良いと思った。それにまた、来年逢えると少し、だいちゃんに逢えて安心していた。
「……夏祭りが終わったあと、楽しくなかったって言うなよ!!」
だいちゃんから一緒に夏祭りを楽しもうと返事がきた。この時はむちゃくちゃ嬉しかったなぁ。
だけど、だいちゃんはあの時の私だと気づいていなと感じた。
だから、私はだいちゃんが気付くまで敬語で話そうと思った。
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