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｢せーんーぱーい!!こんなとこでコクるなんて勇気あるぅ～!!!｣
｢えっ…｣
｢俺のこと、知ってる??まぁ、知ってるわけないかっ!!｣
｢ごめんなさい…｣
｢大丈夫、大丈夫♪俺、先輩の１個年下の赤城茉城っす!!｣
｢赤城??くん…｣
｢はいっ!!そうっす!!先輩、春夢先輩がすきだったんすね!!｣
｢うっ……。そうだった…よ…。｣
｢でも、ふられちゃったんすよね…｣
｢うっ…うん…｣
この子、人の傷をえぐるタイプだ＝空気読めない…
｢突然ですみません!!俺、南美先輩がずっと前から好きっす。笑顔が可愛い南美先輩が好きっす!!｣
えっ!!ちょっと、またもやＫＹ発言…。
｢それって、信用できないよ？｣
｢信用なんて関係ないです!!
俺、マジで南美先輩が好きなんす!!明日の朝、南美先輩のクラスいきます!!その時、返事ください!!｣
｢えっ…。(これは了承しなきゃ帰ってくれないタイプだ…)わかっ…た…よ…｣
｢ありがとうございます!!それじゃあ、さようなら!!｣
｢さよ…う…な…ら…｣
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