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私は、春夢じゃなくて、君の笑顔に惚れてたの…
「赤城くん…、私も、好きだよ…!!」
赤城くんの耳元で私も、そうささやいた。
そしたら、赤城くんが、顔を真っ赤にして
「南美先輩…。はずいっす…。」
って言ってきて、びっくりしたんだけど、確かにそういわれてみると、私は今廊下にいて、みんなが私と赤城くんをガン見していた。みんなが私と赤城くんをただならぬ関係って思ってるってことは、みんなのニヤニヤした目を見るとわかる…。
そしたら、突然
「そんじゃ、南美先輩、俺っち帰ります!!大好きですよ♪帰り一緒に帰りましょーね♪」
こんなことを、大声で私に向かっていってくる赤城くんの顔は、意外にも真っ赤…。
「バイバイ…。あとでね…!!」
私は、勇気がなく小さな声で答えたつもりなんだけど、みんなには聞こえてたみたい…。
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