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ーー街の酒場
「ふう。なんとか間に合ったな。
ぶー。」
「まったく。
遅刻する所だったぞ。
じじい。」
イライラしている二人に、ある男が声をかけた。
「君たちかね。
賞金稼ぎは。」
「はい。
ぼくは頭脳明晰ぶーさんです。」
「私はイケメンおじいです。」
振り返りながら、あいさつをする。
「名前に、『さん』が?
すごいですね」
男が言った。
男の顔を見たぶーさんは、アゴが外れた。
「にゃんは!こいふ!ぶっはいくだなあ!
はっはっは!いててて」
ぶーさんが笑う。
「ぶー。
トイレに行きなさい。」
おじいが言った。
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