第2話 受難美少年

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翌日、僕は学校の教室に入った途端、5、6人の女子達に囲まれた。 「小林君、待ってたよ!」 「何? どうしたの?」 「これ見て!」 1人の女子が雑誌を広げて僕に差し出した。それに目をやる。 「C学生美少年コンテスト……?」 「小林君が出たら、絶対優勝すると思うよ!」 「興味ないよ」 「優勝賞金100万円だよ!」 「なにっ?! 100万?!」 過敏に反応する僕。 100万円あれば起業する資本金になるだろうか。 僕は出版社主催の美少年コンテストとやらに応募する事にした。 ★★★
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