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翌日、僕は学校の教室に入った途端、5、6人の女子達に囲まれた。
「小林君、待ってたよ!」
「何? どうしたの?」
「これ見て!」
1人の女子が雑誌を広げて僕に差し出した。それに目をやる。
「C学生美少年コンテスト……?」
「小林君が出たら、絶対優勝すると思うよ!」
「興味ないよ」
「優勝賞金100万円だよ!」
「なにっ?! 100万?!」
過敏に反応する僕。
100万円あれば起業する資本金になるだろうか。
僕は出版社主催の美少年コンテストとやらに応募する事にした。
★★★
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