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「……僕も、楽しかった」
真っ赤な顔で、少し伏目がちにそう言ってから、ちらりとこちらを見上げ様子を窺う。
「良かった。また行きましょうね」
平静を装ってそう言ったけど、ずっきゅーんとかぴっしゃーんとか俺の中ではとにかく衝撃的な可愛らしさで、こくこくと小さく頷く姿も可愛くて。
キスせずにいられるか!!!!
先日の出来事でやりすぎた自覚があるから、暫く自重しようと俺は必死で自分を諫めているのに。
ついつい。
キスは、深いものになる。
触れる瞬間舌を覗かせる、慎さんの誘惑によって。
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