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満天の星が輝く頃、車でソータが帰ってきた。
『なんで?なんで?今日はヘージツだよっ。』
土曜日でも日曜日でも、ましてや盆や正月ではない。
久し振りにソータの顔を見て僕は力いっぱいにシッポを振った。
『ソータ!。ソータ!なんで?なんで?』
「ゴン。」
ソータは僕に近寄ると頭をぐじゃぐじゃ撫で回した?
「急ぐから後でな。」
そういってソータは家に入っていた。
話し声が聞こえる。
相手の声が聞こえないから、電話かな。
しばらくしたら、ソータが出てきた。
『ソータ!ソータ!』
「わり、ゴン。」
ソータは車に乗って出ていった。
『ソータ!』
僕はソータを追いかけようとしたけど、鎖が邪魔をして僕は進めない。
いくら引っ張ってみてもダメだった。
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