第1章 思い出

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これは俺の物語そしていなくなってしまった 彼女の物語 俺はあの日の事を今でも後悔している いやこれからも その先も 死ぬままで後悔し続けることであろう。 なぜなら 俺はあの日 彼女を殺した ささいな事で彼女を崖から突き落としてしまった。 俺の後悔はあの日から止まったままだ あの日 俺は彼女の事を誰にも話していない 彼女の死体もすぐあがるだろうと思ったが 未だに行方不明のままだ 俺も彼女の事を話さなかった 俺も犯人の容疑から外れ 彼女は拉致されたと噂にもなっている。 彼女はとても美人で綺麗な長い黒髪が特徴だった 背は小さく 下から見上げる可愛らしさがあった 笑うと口にえくぼが出来て俺は彼女の彼氏であることが誇らしかった。 彼女を殺した事を俺は後悔している。 俺はあの日から眠れぬ日々が続いている。 なぜなら俺には彼女がみえるのだ それは 影だったり うっすら形をなす時もある だけど顔はみえず いつもなにかをいいたげに見ているだけ 彼女はきっと俺を恨んでいるのだろう。 ごめん ごめんなさいと何度 謝っても彼女は消えなかった。 彼女の恨みが消えるまで俺は後悔し続けるしかないのだ。
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