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「自分じゃ見えない場所ですもんね」
「そう、ですね」
見えそうで、多分見えない。
そんな場所にある黒子を俺が知ってる。
多分他の誰も知らないはずだ、真琴さん普段パンツしか履かないし。
その事実が嬉しくて、にへへとつい口元が歪む。
ちら、とまた上を見ると、真琴さんも気がついたのか物凄く複雑な表情で顔を真っ赤に染めていた。
そう、俺がその黒子を見つけたのは、真琴さんを脱がせて足を持ち上げているとき、つまり、えっちぃことをしている真っ最中だった。
「他には染みひとつないのに、そこに二つ並んでるのが可愛くて。だから時々、そこにキスするんです」
「し、知るかバカ! 黒子を可愛いとか意味わからん!」
ああだめだ。
思い出したら、興奮してきた。
まだ口の中痛いし違和感あるし、真琴さん気持ちよくしてあげられるかわからないけど。
だめだ。
めっちゃしたい。
身体中キスしまくりたい、まずはあの、膝裏の黒子に。
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