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バトル中はコメントによる会話が出来ないので、こちらからメンバーに指示を出すのが困難となり、混戦になることは避けられない。
それなら、応援で操作キャラのグラフィックを点滅させることで動く順番を決めたら、混戦になる確率を減らすことは出来ないだろうかと提案した。
「それが初動や、タッチ、異名覚醒のタイミングの指標になる訳か、これまで混戦続きだったのを見て考えたようだな」
トーサンはわたしのアイデアを汲んでくれた。
「戦闘出来るメンバーは7人だから、これで巧く回せるか不安だけど、統率のとれたバトルになりそうだね」
「そうか、それは不安になるね。こうしよう。みんとくんの、いやえくれあさんのギルドは今回よく頑張ったから、こちらから二名を転勤させることにするよ」
あさむねさんが、テンプる騎士団から新たに二名を追加すると言ってくれた。
確かに回復役はダメージ源にはならない、みんとさんはバトルから退いているし、ぼったーさんはバトルに最初から不参加だから、実質戦えるメンバーは7名しかいない。
「本当ですか? ありがとうございます!」
「今日は留守みたいだから、ここに来るのは明日になるかな」
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