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「だろうな。みんともテンプる騎士団に里帰りしたし」
「ルネンちゃんも元気してるのかな?」
ともちさんが、ふと寂しげにそう言った。
「お邪魔しますっ! ともちん元気だった?」
寂しげなともちさんに、Fルネンさんが唐突に声をかけて来た。ルネンさんもここは「そうだね、元気でやってるかな?」くらいの声かけてあげようよ......
......て、ルネンさん、来てたの?
「ルネンちゃん」
「まさか、またバトルしようって約束、忘れた訳じゃあないよね?」
「忘れないよ。友達とした約束は、バグっても忘れない!」
ルネンさんとともちさんは、練習が終わってから再戦しようって約束していたんだ。だからルネンさんはその約束を果たしに来たんだ。
「良いことはお前に似たんだな、ゆる。安心したよ」
「当たり前でしょ? ともちは誰の子だと思ってんのよ"父さん"」
親友二人の再会に、ゆるきゃりさんとトーサンは意味深な会話をする。やっぱりこの三人って家族だったの?
離れ離れになった家族が、一つのスマホアプリで共同作業してるとこ、わたしはずっと見てたんだ......
「我々も参加して良いですか?」
バトルの参加申請をして来たのは"焼プリン"さんと言うプレイヤー、それに"ちゃまる"さんに"ゲタン和"さんと、沢山来ている。
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