48人が本棚に入れています
本棚に追加
ともちさんの間合いに入ると、フレイムタンを一閃っ!
ともちさんは練習前に公言した通り、ハート型のシールドでフレイムタンを受け止めた。自発的な呪文攻撃やカウンターは使う気配を見せていない。
ディフェンスには自信があるから、がんがん攻めてこいと言うこと?
「セノセノ、セノセノ!」
お言葉に甘えてもう一発、フレイムタンでの兜割りを見舞うと、今度はスペードの剣でフレイムタンをブロックした。
ともちさんの呪文は、防御の回数が一回増える性能があるのか、それともスペルツリーで防御回数を増やしたのか、そのいずれかだと思うけど、みんときゃんでぃーずの中では安定したバトルが出来るメンバーなのかも知れない。
わたしは、攻撃回数を稼げる間はがっつり稼いでおかないと。
「ネッマムネマム!」
声が許す限り、フレイタンでけさ斬りをくり出すが、ともちさんはハート型のシールドでガード!
「オラネ、オラっ!」
まだまだこんな攻撃じゃあ、レベルアップは出来ない。スペードの剣でブロックをされても、わたしは懲りずにフレイタンでともちさんに斬りかかる。
最初のコメントを投稿しよう!