暗殺者が仲間になった

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 「明日のバトルで、3XKとお別れすることにあるかも知れないのかぁ」  LOLさんは、残念そうに呟いた。  「そうならないように、皆さんで最後まで戦うしかないですよ。対戦は明日ですから」  ふいに言葉が漏れた。  普段のわたしなら、もう駄目だとか絶対無理だとか弱音を吐いている筈なのに、不思議とスッと言葉が出た。  「はははっ! えくれあちゃん、起爆剤みたいな子ね」  トリプルキラーが掲示板で初めて笑った。  「わたしが?」  「だって、昨日みたくあんな方法で私を倒す子はあんたが初めてよ。この先も、きっと何かをしでかしてくれそうな気がする」  トリプルキラーは、昨日わたしの作戦に敗れたのが脳裏にやきついてしまったみたい。そんな特別なことなんて、何もしていないのに。  「さっきもさ、自力で戦い方を上達させたんだよ。えくれあちゃんなら明日も何か秘策を打ち出してくれるかもね」  「ん」  ともちさんに、15大福さんまでそう言うと、プレッシャーが半端ないんだけど。  「少しは希望が見えて来た。明日は皆宜しく頼むよ、みんときゃんでぃーず、明日は勝つぞっ!」  「オーっ!」  みんとさんが、スポーツの部活が円陣を組むように号令をかけると、メンバーの皆が一同に叫んだ。
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