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「シュッカ、ルッカ......」
ともちさんは間髪入れずに、ピンク色のスペルたちをハート型の盾とスペードの剣に変換し、装備すると、スリーセブンに向かって駆け出した。
ゆるきゃりさんは敗北する直前のタイミングでともちさんと交代して、敗北を免れたんだ。敗北になるとタッチが出来なくなる。次に橋渡しすることも出来なくなる。
ここで、唯一ボトルの爆発をブロック出来るともちさんとタッチする決断をした。タイミングが物凄くギャンブルだけど。
スリーセブンは、ボトル軍団をともちさんに進軍させてカウンターを狙い、彼女を包囲し始めると、躊躇せずボトルを爆発させた!
ゆるきゃりさんの時と同じように、残りのボトルを次々と爆破させ、再びマップを赤く染め上げた。
「ともちさんっ!」
ともちさんは爆発に飲み込まれたものの、無傷だった。
彼女の得意技、マップのギミックを使った立体戦法だ。ティガバーム宮殿内の虎の像が爆発の盾になって被爆を免れたようだ。
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