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「確か、白く光るだけでなく、呪文の性能も変わってましたが」
「操作キャラのもう一つの名前"異名"と言うシステムです」
「異名っ?」
「皆さんご存知の"応援"を強化したシステムで、一回のバトルで"異名"を呼べるのは、一人一回だけですが、お使いになる呪文が数段強くなる仕組みです」
そんなシステムがあるなんて初めて聞いたけど、ギルド戦でしか使えない特別な呪文みたいだ。
「対戦相手は、こちらのメンバーの異名を知ることって出来るの?」
ともちさんが質問した。
「出来ませんよ。私から言えるのは、異名のネーミングは皆さんでよく相談されて付けて下さい。読みにくい異名や、長過ぎる異名はお勧め出来ません」
なるほど。
スリーセブンは仲間たちから異名で呼ばれて一時的にパワーアップしたわけか。運の良い殺し屋スリーセブンとか、世界一ラッキーな殺し屋とか。
「じゃあ、みんとは"すっきり爽やかクールみんと"に決まりねっ! ゆるきゃりさんは"爆走天女ゆるきゃり"っ!」
ともちさん、それ、単に言いたいだけじゃない?
「ピタッと来たよ"爆走天女"10代を思い出すよ」
ゆるきゃりさん、一人納得してるし。
「良いんですかそれで?」
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