タイトル 「殺人鬼と一緒に閉じ込められたのですが」

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登場人物 主人公 とある組織の一員。 殺人鬼たちを閉じ込めるという計画に対して、じゃあ自分も監視がてら一緒に入りますねと言い放った奇人。 閉じ込められた被害者のようにふるまうが、実は実情をすべて知っている。 そのあまりに狂った思考から「狂鬼」などという二つ名がつけられているとかいないとか。 殺人鬼A 姉妹殺人鬼の姉のほう。 相手の皮膚の下にあるはずの臓器や血管に触れることができるという特殊能力持ち。 能力が勝手に発動しないよう常に手袋をつけている。 能力を使って人を殺めた際に必ず手が赤く染まることから「紅手」という二つ名をつけられた。 殺人鬼B 姉妹殺人鬼の妹のほう。 小型の刃物をいつも携帯している。 当然、人を殺す際も刃物を用いる。 この姉妹は医者の子供であり、そのせいか人体の構造に詳しく、やろうと思えば医者の真似事もできる。 殺人鬼C 影が薄い青年。 あまりに影が薄すぎて、人に認識できないレベルにまで気配を殺せるという体質の持ち主。 その体質から暗殺に向いているが、他人に認識されないレベルにまで存在を消せてしまうことから自分は本当は存在しないのではないかという強迫観念にかられている。 その衝動が依然爆発し、天下の往来で人を大量に殺してしまった過去がある。 獲物は糸。 透明人間のような体質と陶器のようにもろい心を持つことから「透鬼」と呼ばれている。
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