夏の恋

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普通レベルの可愛さの女の子は、頷いた。 「いいですよ」 そう彼女は即答した。 僕は、誰でも良かった。とにかく、気晴らししたかった。 その女の子を結局抱いた。 メチャクチャに強く抱いた。 女の子は感じていた。気持ちよく悶えて喘いだ。悦んでいた。 僕が童貞を卒業してから二人目の女の子だった。 <あぁ、そうか。男の優しさと激しさと、両方女は欲しがるんだな> <今まで読んだ小説のなかのベッドシーンの数々の描写も頭に浮かんできたけど、これから僕がいろんな女たちと実践していくしかないんだな。大人になるってこういうことか> 僕は理解した。 この女の子とは何故か気を使わなくてよくて長く続いた。 あれから三年経過したけどまだ続いている。 もしかしたら結婚するかもしれない。
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