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マコの家に着いた儂らは早速調理に取りかかった。
マコは手慣れた様子で野菜や肉を刻み、あっという間に後は煮込むだけじゃ。
「なんじゃ、手慣れておるのう。儂など猫のようじゃったわい。カカッ!」
「へっへーん、毎週作ってるからね。」
「そうじゃ、今日は夏祭りの花火があるらしいのう。カレーを食べ終わったら二人で見よう。家から菓子を持ってくるからカレーを煮ながら待ってるのじゃ。」
儂はマコの家を出て、駄菓子屋を営む自宅へ向かった。
その間、マコはカレーの火の番をしておったのじゃが、そのマコに、この時、不思議な出来事が降りかかったのじゃ。
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