『 自分の【 逢いたいヒト 】』

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圭一郎は 幻想と格闘している美沙の横で それをそっとポケットに入れていた。 圭一郎が美沙の目の前を 走って行く。 その姿を 立ち止まって見つめていた美沙に 振り返ると 笑顔で口を開いた。 「早く来なよ。ーー小湊さん…!!」          《終》
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