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「な・・・なんで・・」
「俺が健斗だから・・・」
嘘だ・・・やだ・・・
やだよ・・・
「俺、あの手紙もらってからずっとお前に会いたくて・・・。でも、お前俺をあからさまに避けるし」
違う・・・何を言われるか怖かったの
好きだと思われたまま消えたかった
涙が頬を伝う
「でも、こうやって また会えて・・・・」
嘘だ・・・
「て、良くねーよ!!!」
「え?」
急な彼の変化に頭が混乱する
やっぱり、違うお化け???
「死んで会っても仕方ねーだろが!!」
「あ・・・たしかに・・」
「てか、お前自転車の運転気をつけろよ!!」
「・・・ごめんなさい・・・」
何故か怒られる私・・・
「健斗もバイク気をつけてよ」
「・・・お・・おう」
なんじゃこれ。
というか・・・
健斗も成仏してないってことは・・・
「健斗も何か思い残しがあるの??」
・・・。
私の質問に沈黙が流れる
「まさか、プリン・・・?」
「んなわけねーだろ!」
「だよね・・・」
シュンとした私に
「お前だよ。」
・・・?
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