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「え、……俺……?」
「次はここで気持ち良くなろうな?」
「ひゃっ!」
宮田は呆然としている俺にシャワーを掛けながら、恐らく母親しか触ったことが無い箇所に指で優しく触れた。
ここでって?ここで??は?そこは恐らく出すところなのだけど……と思っている俺を置いて、宮田は淡々と汚れた壁も綺麗にしていく。
自分の体も空間も綺麗になってしまうと今までの事が嘘のように、ただクラスメイトと個室のシャワー室で一緒にシャワーを浴びていただけになってしまった。
いや一緒にシャワーを浴びるってのもどうなのかと思うけど……。
何から何までされるがままになっていた俺は、気がつくとシャワー室ではなく隣の更衣室にいた。
俺の体には宮田のものと思われるバスタオルがかけられていて、辺りを見回すが宮田は居ない。
関係者用の更衣室に居るのだろうか。
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