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「……分かった。俺は条件を飲もう」
「一人が飲んだらもう一人も飲まなきゃでしょ?はぁ、不本意だけど俺も柿崎の決定に従う」
「うん!二人ともありがとう」
さて無事話もまとまったことだから大きな湯船にでも入って体を休ませようかと腰を上げた途端、その体は両脇から与えられる重みによってソファに戻される。
そのまま神輿でも担ぐように両脇から掬い上げられ、気付いたら3人で寝ても大丈夫そうなベットの上だった。
「え?」
「愛してる柿崎。絶対に俺に振り向かせてやる」
「愛してる。俺なしじゃ生きられない体にしてやる」
あれよあれよと制服を脱がされ、普段自分じゃ体を洗う時くらいしか触らない場所を舐められ、時には噛みつかれ、息も絶え絶えになったころ江澤の体と隙間がないほどくっつくことになった。
甘く荒い波に飲み込まれ平穏が訪れた後は、宮田と隙間が無いほどくっつくことになった。
その間もくっつくことのない片方は俺の体を撫で、吸い、噛み俺に快楽という名の甘い枷を与えてきた。
あー俺って気持ちが無くても出来ちゃう人なんだ。と頭のどこかで思いながらも、小野田君や下田君とは多分できないからやっぱり二人は少し特別なのかなと思ってみたりした。
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